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『シリアル・ママ』 理想のママは殺人鬼!やりたい放題のブラック・コメディ決定版!

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『シリアル・ママ』
Serial Mom


監督 ジョン・ウォーターズ

1994年
アメリカ
95分



悪趣味で下品なコメディの鬼才ジョン・ウォーターズが放つ
究極のブラック・コメディ『シリアル・ママ』を紹介!
主演は大女優キャスリーン・ターナー!
なかなかDVD化されなかった作品ですが
ちょっと前に最新HDマスターでようやくDVD化されまして
久しぶりに観る事ができました。
特典満載!これは買うしかない!


『気に入らない奴は殺す!』殺人鬼ママが止まらない!


あらすじ

ボルチモアに住む主婦ビバリーは
真面目な夫と二人の子供を持つ理想的な母親。

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ところが彼女には一つ問題点が…。
機嫌を損ねた奴に『容赦のない行動』に出るのだ。
ゴミを分別しない奴
駐車場で横入りする奴
息子の悪口を言う奴
娘をたぶらかした奴
一家の平和を乱す者は絶対に許さない!
許せない奴は生きる資格無し!
何の迷いもなく『殺してしまう』のだ。

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気に食わない奴らを次々殺害するママは
あっけなく警察に逮捕されてしまうのだが
マスコミはシリアル・ママを特集し
裁判所の外ではグッズが販売され
なんとシリアルママを主役にした物語まで作られる始末。
彼女はヒーローになってゆくのだが…




文句なしの面白さ!
ジョン・ウォーターズのが全開の
究極のブラック・コメディです。
以前紹介した『クライ・ベイビー』の次に撮影された本作。
クライ・ベイビーはブッ飛んだ内容でありつつも
ミュージカル・テイストな作品だったので
脚本の面白さよりも『面白きゃ何でもいい!』という
開き直り&自己満足的なシーンもありましたが
本作は『映画』としての完成度が段違いです。
こんな映画も作れるのかー!と驚かされました(笑)

舞台はジョン・ウォーターズの故郷であるボルチモア。
のどかで平和な雰囲気の街で巻き起こる
とんでもない連続殺人事件!
しかも犯人は理想的なママ!
気に食わない奴は車でひき殺し
あらゆる武器で殺しまくります!
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まさに脚本の勝利といった感じ。
95分という短さも『お見事』の一言!


何げに豪華な出演者たち 主演キャスリーン・ターナー!



主役であるシリアル・ママを演じるのは
大女優キャスリーン・ターナー!
彼女といえば『白いドレスの女』『ローズ家の戦争』
『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』『ナイルの宝石』
など
ビューティーな印象の女優さんでしたが
本作ではクレイジーなママを見事に演じています!
カルトで悪趣味な馬鹿映画ばかりの
ジョン・ウォーターズのオファーを
よくぞ引き受けてくれたと感謝(笑)

肉切り包丁もって猛ダッシュ!
serialmam07.jpg
ここまでダーティーな役って他にはないです。

特典のコメンタリーで監督のジョンと対談してますが
やるからには徹底的にやる!という女優魂を感じました。
いやー本当にいい人なんだろうなー!


他のキャストも実にいい仕事をしています!
サム・ウォーターストーンの生真面目さが
この映画をさらに面白くしています。
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愛妻が殺人鬼の大ファン!ショック!
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ジョン・ウォーターズ作品常連も大活躍!
ピンク・フラミンゴでお馴染みミンク・ストール
大減量女優リッキー・レイクも登場!
『スクリーム』の悪役でお馴染み
マシュー・リラードもフレッシュな演技を見せてくれます。

そしてチョイ役ですが前作にも出演していた
トレイシー・ローズも出演!
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激カワイイー!

久しぶりに観て一番驚いたのが
ビバリーがライブハウスに飛び込んで行くシーン!
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ゲゲェーッ!
ロスのパンクねーちゃんL7だ!
90年代のグランジブームで一躍有名になったガールズバンドです!
何枚かCD持ってます(笑)全然気が付かなかったー!
って当たり前かぁ…。
この映画を見た頃ってまだ知らなかったもんね。
ジョン・ウォーターズにおねだりされて映画用に作った
『ガス室』って曲を演奏しています(笑)
このライブシーンがすごくカッコイイんですよねー!
聴衆がシリアルママに気がついて
シリアルママコールで大盛り上り!


しかしながらジョン・ウォーターズ作品って本当に独特。
突飛な展開、遠慮を知らない下品な演出
一気に駆け抜ける疾走感、なのに何故かPOPな着地点!

そして映画監督として大切な何かが欠落している感じ(笑)
この厄介な存在感って何かに似てるなと思ったのですが
ジョン・ウォーターズの危なっかしい雰囲気は
古き良きロックスターのよう。

例えばドラッグがなければ生きていけなかった
史上最低のジャンキーロックンローラー
ジョニー・サンダース。
彼のステージはいつもヘロヘロで
まともに歌えない日だってありますが
時々ドキっとさせられるような瞬間があります。
その一瞬の輝きは誰もが真似できるものではなく
ジョニー・サンダースしか表現できない魔法でした。
彼のサウンドは万人に愛されるものではないのですが
一部のファンにとっては熱狂的な人気がありました。
まあ彼の場合はドラッグで天国に行ってしまいましたが…。

『クライ・ベイビー』で主演したジョニー・デップ
ジョン・ウォーターズを絶賛していますし
映画通に愛される不思議な魅力を持っている人物。
何故かはわかりませんが、どうしようもなく好きです(笑)
本作は監督側観る側のバランスが最高の状態の作品かも?
クセになるこの感じを是非あなたに!






[ 2013/12/04 22:18 ] コメディ | TB(0) | CM(0)

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