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『悦楽共犯者』 気持ちいいのは自分だけ!チェコアニメの巨匠が放つ性交なきエロティックアニメ!

eiga090.jpg
『悦楽共犯者』
Spiklenci slasti


監督  ヤン・シュヴァンクマイエル


1996年
チェコ
87分



チェコアニメの鬼才ヤン・シュヴァンクマイエルの長編映画
『悦楽共犯者』を紹介します。
彼のアート作品はグロテスクなものが多いのですが
彼にしか作り出せない不気味で奇想天外な作品は
一度ハマったら抜け出せない魅力があります。
サド、マゾッホ、ブニュエル、エルンスト
フロイト、ブルーク

『エロティックな趣味人』にささげられているという本作。
どのような映画なのでしょうか?

『性交のない最初のエロティック映画』というコピーが印象的


観終わって納得。たしかに性交なしのエロティック映画。
一応ストーリーらしきものはありますが
基本的には出演している6人を撮影しているだけです。

ある者は自慰の為に使用する機械の制作に情熱を燃やし
ある者は性的興奮を得るためにありとあらゆる準備をし
またある者は誰にも言えない秘められた儀式に没頭します。

etsuraku01.jpg
彼らに共通するのは
『興奮への間抜けな努力』
まあ『性的興奮』なのかは微妙な連中もいますので
あえて『興奮』とさせてもらいました。
etsuraku03.jpg
いわゆるマイノリティでフェティシズム溢れる趣味を
のぞき見るという映画です。

例えばこれ。
sashie154.jpg
夜なべしてニワトリを作る男。
一体なんだというのだ…これは…。

6人それぞれ異常な行為に夢中なのですが
彼らにはちょっとした接点があったりして
そう言う意味ではドラマ性もいくらか存在しますが
まあ全くと言っていいほど無意味なもの(笑)

そして何よりこの映画の最大の特徴は
セリフが一切ないという事。
BGMと効果音のみです。

この効果音というのが不愉快極まりないもので
物を食べる時のペチャペチャクチュクチュという音が
やたら強調されており、物をほおばる瞬間に
画面いっぱいに口が映し出されたりと
嫌がらせ的な映像が多いです。
これは監督のシュヴァンクマイエル自身が
幼い頃から『食べる』という行為が嫌いだったという
妙な理由からきているようです。
時に『食べる』という行為は
エロティックな表現として扱われる事もあるのですが
本作では『下品』と感じさせるほど。
なかなかおぞましいものになっています。

そして忘れてはいけないのが
本作は『アニメーション作品』であるという事。
はっきり言ってその事実を忘れてしまうほど
前半にその要素はありません(笑)
ところが突然コマ撮りアニメーションが始まり
その非常にアナログでトホホな動きが笑えます。
さらなるおかしさを作り出しています。

悪趣味
悪ふざけ
グロテスク


このように言ってしまえば身も蓋もないんですが
この映画には何とも言えないおかしさがあり
非常に下らない事を徹底的に魅せてくれるという
ある意味挑戦的なアート作品です。
一体どのような意図があって
こんな映画を作ったのかはわかりませんが
結論から言うと『気持ちいいのは自分だけ』って事なのでしょう。
最後まで馬鹿馬鹿しく大いに笑わせてもらいました。
まあ観る人によっては全く意味のない作品です(笑)
観たい人だけで楽しむべき映画です。

割とグロ&過激な作品なので予告は省略します。
YOUTUBEでも観れるっぽいのですが
できれば大きな画面で観てくださいね。
気持ち悪いけど(笑)


[ 2013/11/25 00:05 ] アニメ | TB(0) | CM(0)

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