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『女王蜂』 ついに4作目!市川・石坂・横溝の最強チーム!口紅にミステリー

eiga088.jpg
『女王蜂』
じょおうばち


監督 市川崑

1978年
日本
139分



金田一シリーズ第四弾!
『女王蜂』を紹介します!

以前も書きましたが
何故かこのブログ
『金田一耕助』で検索される方が多く
『市川崑』『横溝正史』の検索でもヒットするようです。
jooubachi04.jpg
こうなってくると下手なこと書けないなーと
若干プレッシャーになりつつも喜んでいます(笑)

この映画では原作から大きく変更されており
舞台が東京から京都になり
伊豆半島から七里の場所にある月琴島
伊豆山中の月琴の里に変更されています。

過去の作品の犯人役が総出演
豪華なキャスティング
中井貴惠のデビュー作
カネボウ化粧品とのタイアップ
など
色々と話題が多かった作品です。
ところが当時の市川監督は実写映画『火の鳥』の撮影もあり
松林宗恵が協力監督として撮影して完成させたのだとか。
それでこのクオリティを保てるんだから
恐ろしいシリーズです。

さて、ファンの間では賛否両論ある『女王蜂』
様々な意見、考察、感想、批評があるようですが
一体どのような作品なのか?


シリーズ中、最も『愛』を感じさせる作品


あらすじ

昭和7年。
大道寺銀三と日下部仁志の二人の学生が
大道寺琴絵という女性と出会う。
jooubachi05.jpg
日下部は大道寺琴絵を愛し、やがて琴絵は妊娠するが
日下部は母に結婚を猛反対され、崖の上から転落死。

それから4年後の昭和11年。
銀三は子供を承知の上で琴絵にプロポーズする。

そして昭和27年。
美しく育った智子に、三人の求婚者が現われる。
そのうちの一人・遊佐三郎が
大時計の歯車に体を引き裂かれるという事件が起こる。
第一発見者は智子だった。



過去の作品に比べると
それほど過激な物語ではないので
やはり地味な印象になりますが
話のテンポが早く、見せ場も多いので
最初からグイグイ引き込まれます。
特にオープニングからタイトルまでの疾走感!
一気に持っていかれる力強さがあります。

本作は横溝作品の中でも異質な作品なので
かなり上手にまとめた映画なのでは?と思います。
今までの残酷な連続殺人と推理という構図ではなく
人間関係の複雑さや愛憎劇が丁寧に描かれているので
(これもまた横溝正史の魅力)
少し物足りなさを感じてしまうのでしょう。
本作は過去の作品と比べずに観る事をおすすめします。

また、ド素人中井貴恵を許せるか許せないかってのが
本シリーズファンの中であるみたいですが
個人的には全然大丈夫だと思います。
jooubachi03.jpg
セリフが棒読みだろうが、その存在感はなかなかのもので
箱入り娘って感じでいいんじゃないでしょうか。

それよりも仲代達矢が回想シーンで
学生を演じている方が
よっぽど衝撃映像!
sashie152.jpg
これをオーケーテイクにする監督は
やっぱりぶっ飛んでるなーと思います。

また、市川監督ならではの映像遊びも満載!
とくにこれ!
jooubachi01.jpg
デ・パルマもビックリの6分割!
要所要所で気合の入った映像が見られるのも
本作の魅力の一つ。


超豪華!これが最後という意気込みを感じるメンバー


出演者の豪華さはシリーズ中でもトップクラス!
神尾 秀子に岸恵子
東小路 隆子に高峰三枝子
蔦代を司葉子って。。。
過去の犯人勢揃い!

実はこの三人、今回が初共演。
市川監督から出演オファーがあった時には
脚本すら無かったという話です。
それでも出演しちゃうわけですから
いかに市川監督が信頼されていたかがわかりますね。
それぞれシリーズ2回目の出演となる女優陣ですが
それに対し初出演となる仲代達也が
『新人の仲代です』と挨拶したのだとか(笑)

交通事故で亡くなった佐田啓二の娘
中井貴恵がヒロイン役に抜擢され
佐田啓二と共演経験のある岸、高峰、司の三名は
亡き父の思い出を貴恵に話したのだとか。
父を亡くしたのが6歳の頃という事もあり
彼女にとっては貴重な経験になったでしょう。

本作こそ金田一シリーズのラストと噂されており
そういう意味でも超豪華なメンバーが揃っています。
まあ実際には次の作品も制作されるのですが(笑)

また、萩尾みどりの儚げな美しさも素晴らしく
人気者だった美男子、沖雅也も出演しています。

もちろん本シリーズ常連組である
加藤武、大滝秀治
小林昭二、常田富士男
草笛光子、坂口良子
も出演!
こういったメンツは
見ているだけで幸せな気持ちになります(笑)

すっとぼけ担当の
伴淳三郎三木のり平もいい味出してます!

なんといっても大道寺 銀造の仲代達矢!
よくもまあここまで集めたなって感じです。
jooubachi02.jpg



久しぶりに観るとまた違った印象があります。
個人的にはラストシーンがお気に入り。
本シリーズの中でも屈指の名ラストシーンです。
あたたかい余韻がいつまでも残ります。

本作はとても切ない話。
金田一シリーズの中で最も『愛』を感じさせる作品です。
久しぶりに観ましたが
こんなに面白かったっけ?と驚きました。









金田一耕助シリーズ(市川崑)
 ・悪魔の手毬唄
 ・獄門島
 ・女王蜂
 ・病院坂の首縊りの家
[ 2013/11/21 23:37 ] ミステリー | TB(0) | CM(2)

ラストシーンのコロコロがよかったですねー。
学ラン仲代もアレだけどたしかこの映画ふんどし一枚のヌードシーンなかったでしたっけ(^_^;)
あれが衝撃的だった(笑
ちなみに写真みて思い出したけど、神山繁の演った九十九って名字の読み方はこの映画で初めて知りました。
芸人の九十九一が出てくる前だったと思います。
[ 2013/11/22 06:14 ] [ 編集 ]

Re: タイトルなし

暗ヲさんコメントありがとうございます!

> ラストシーンのコロコロがよかったですねー。

全てが終わってしまってから真相が明らかになるという
切なすぎる終わり方ですが
どのシリーズよりも優しい気持ちになるエンディングですよね。
久しぶりに観てジワーっと感動しました。

> 学ラン仲代もアレだけどたしかこの映画ふんどし一枚のヌードシーンなかったでしたっけ(^_^;)
> あれが衝撃的だった(笑

あはは!猛ダッシュする仲代とか色々観れますよね(笑)

> 神山繁の演った九十九って名字の読み方はこの映画で初めて知りました。
> 芸人の九十九一が出てくる前だったと思います。

暗ヲさんのコメントはマニアックで嬉しくなります(笑)
『九十九と書いてツクモと読む』というセリフで
同じこと思い出しました(笑)
ツクモハジメって懐かしー!ひょうきん族とかに出てましたね!
[ 2013/11/22 07:26 ] [ 編集 ]

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