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『8人の女たち』 犯人はこの中にいる!なのに何故踊る?女だらけのミステリー

eiga086.jpg
『8人の女たち』
Huit Femmes


監督 フランソワ・オゾン

2002年2月6日
フランス
111分


フランスの作家ロベール・トマ作の戯曲を映画化した
『8人の女たち』を紹介します。
密室での殺人事件がおこるミステリーなのですが
8人の女優が歌って踊るミュージカルになっています。
監督はフランソワ・オゾン。
ヒッチコックが好きという事もあり
見ごたえのある密室ミステリーに仕上がっています。
また出演した8人の女優達に対して
ベルリン国際映画祭銀熊賞が贈られました。


みんなに愛されていたはずのパパが殺された!犯人はこの中に!


簡単なあらすじ

1950年代のフランス。
クリスマスを祝うために
雪に閉ざされた大邸宅に家族が集まった。
再会を喜び合う家族であったが
主であるマルセルの姿がない。
メイドのルイーズがマルセルの部屋へ朝食を持っていくと
彼はナイフで背中を刺され死んでいるのだった。
8Women4.jpg
外から何者かが侵入した形跡はなく
電話線は切られ、外部との連絡ができない状況。
『犯人はこの8人の中にいる』
クリスマスムードは一変し
それぞれを疑い始める女たち。
8Women1.jpg
彼女たち全員に疑わしき動機があった。



この映画は公開当時に観たのですが
久しぶりに観ても色あせない面白さがあります。
なんと言っても美しい女性たちの共演!

■ギャビー カトリーヌ・ドヌーヴ
マルセルの妻。ゴージャスでグラマラスなレディです。
二人の娘がおり、夫の遺産相続人。
夫にはほとんど愛情がないようで
夫の共同経営者と不倫関係にあるらしい。
夫が殺された日に愛人と逃避行する予定でした。

■オーギュスティーヌ イザベル・ユペール
ギャビーの妹。
実の父の死から立ち直れていない為に
夢見る娘がそのまま大人になり
神経質で欲求不満な独身女性になってしまった彼女。
心臓が弱いと騒ぎ立てるが、真相は不明です。
男には興味がないような事を言っているが
実はマルセルに恋心を持っていました。
こっそり恋愛本を読んだりしている。

■マミー ダニエル・ダリュー
ギャビーとオーギュスティーヌの母。
足が悪いので車椅子に座っているが、実は歩けます。
お金にがめつい所もありますが、基本的にはのんびり屋。
彼女は過去に重大な罪を犯しています。

■シュゾン ヴィルジニー・ルドワイヤン
ギャビーの娘。長女。大学生。
明るく可愛く素直な性格。
清純なイメージだが実は妊娠しており
事件の前日、父に相談しています。
その事を知った母は激怒しますが
彼女には更なる大きな秘密があります。

■カトリーヌ ヴィルジニー・ルドワイヤン
ギャビーの娘。次女。17才。
お転婆で推理小説が大好きな女の子。
当然8人の中で一番若いのですが
何げにしっかりもので今回の事件を解決すべく
まるで探偵のように大人の女性たちに質問します。
何も知らない女の子だと思っていたら…

■シャネル フィルミーヌ・リシャール
黒人のおデブな乳母。
シュゾンとカトリーヌを育てた彼女は
家族の一員として邸宅で暮らしています。
同性愛者ですが、みんなには秘密。
ところがバレてしまい、家族全員に引かれてしまいます。
事件の真相に近づきすぎたシャネルは
何者かに銃で狙われ、それ以降何も言い出せなくなります。

■ピエレット ファニー・アルダン
マルセルの実の妹。派手でギラギラした女性。
元ストリッパーで男運がないようです。
マルセルにお小遣いをもらっていたようで
ギャビーに嫌われています。
誰かから『マルセルが殺された』と連絡があり
邸宅にやってきました。
ギャビーが恋の逃避行を企んでいた相手は
ピエレットが愛していた男性。
マルセルにせびったお金をその男性に貢いでいました。
バイセクシャルでシャネルともイイ仲。

■ルイーズ エマニュエル・ベアール
最近働き始めた美しいメイド。
男を誘惑する才能は天才的で
いわゆる魔性の女であり、マルセルとも5年間もの間
愛人関係にあった事を告白する。
事件が起こって家族が慌てふためく中
徐々に横柄な態度をとるようになります。
ちなみに一番のお気に入りキャラです。
sashie150.jpg
悪そうな顔してるんですよ(笑)


このように8人それぞれ腹に一物を抱えた人物ばかり。
いったい誰がマルセルを殺したのか?
その理由とは?

『あんたがやったんじゃないの?』
『そういうあんたはどうなのよ!』

だんだん本性があらわになっていく姿は
妙にリアリティがあります。女って怖い!
徐々に明らかになっていく真相。
最後まで目が離せません。


愛するマルセルが何者かに殺された!なのに歌って踊る!


この映画の見所といったら
それぞれの女優さんが歌って踊る事でしょう。
なんの脈略もなく唐突に歌いだすので
初めて観た時は笑ってしまいました。
これって必要?と疑問に感じながら観ていましたが
女の罵り合いが続くエグい物語の中
リフレッシュタイムになっているのが面白い!
後半には『早く誰か歌わないかな?』と思うように(笑)

カトリーヌ・ドヌーヴも重量級になりましたが
8Women2.jpg
お尻をふって歌って踊ってる姿はなんとも可愛らしい!

各メンバーに見せ場があるのですが
ルイーズが何げに激しい!
8Women6.jpg
何回も観ちゃいました。

ミュージカルと言っても
大げさなバラードなんかひとつもなく
フランスのポップカルチャーを感じさせる
とても聴きやすいものばかり。
色鮮やかでポップな衣装を身にまとい
まるでお人形のように踊る彼女たちが
究極の夢物語を魅せてくれます。
フランソワ・オゾン監督はゲイと公言しているらしく
うっとりしながら撮影したんだろうなと思うと
この完成された世界観に納得できます。


そしてこの映画、衝撃の結末が待っています。
ええー!マジでー!ってなると思います(笑)
ちょっと変わったテイストの映画。
結構好きです。








[ 2013/11/18 00:05 ] ミュージカル | TB(0) | CM(2)

昔は大好きな監督でした

フランソワ・オゾンの映画では、これがいちばん大好きです!
ドロドロの女の闘いと、稚拙ともいえるミュージカルシーンが逆に最高!

長編デビュー作の『ホームドラマ』から
『スイミングプール』まではよかったんですけど、
そのあとは急速にしおれていってしまった感じで、
追いかけるのをやめてしまいました。
残念……。
[ 2013/11/18 22:47 ] [ 編集 ]

Re: 昔は大好きな監督でした

スパイクロッドさんコメントありがとうございます!
映画ブログの先輩からコメントもらえると嬉しいです!

> フランソワ・オゾンの映画では、これがいちばん大好きです!

勉強不足でこれしか観た事がないんです。
『スイミングプール』が凄い気になってて
いつか観ようと思いつつ何故か先送りに(笑)

> ドロドロの女の闘いと、稚拙ともいえるミュージカルシーンが逆に最高!

箸休め的なシーンですが、この映画の肝になってますよね!
たしかに稚拙(笑)それが女性たちの可愛らしさになってますねー。

> 長編デビュー作の『ホームドラマ』から
> 『スイミングプール』まではよかったんですけど

さすが観てますねー!
どちらもチェックしてみます!
いつもありがとうございます!
[ 2013/11/19 20:11 ] [ 編集 ]

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