FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

『ムーンライズ・キングダム』 幼い二人が駆け落ち?豪華俳優が勢ぞろいの箱庭ムービー!

eiga081.jpg
『ムーンライズ・キングダム』
Moonrise Kingdom

監督  ウェス・アンダーソン
脚本  ウェス・アンダーソン ロマン・コッポラ

2012年
アメリカ
94分


ムーンライズ・キングダムを紹介します。
いいタイトルですねー!
『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ダージリン急行』など
中毒性の強い個性的な映画で人気の
ウェス・アンダーソンが監督。
キツネが主人公のアニメ
『ファンタスティックMr.FOX』でも話題になりました。
脚本にはさりげなくロマン・コッポラの名前が!



幼い二人が駆け落ち???箱庭ムービーの決定版!


簡単なあらすじ

1960年代ニューイングランド島。
孤児ということに劣等感を感じながら
ボーイスカウト活動をしていたサムには友達がいない。
ある日、カットなると鏡を殴りつけるような
エキセントリックな少女スージーに恋をする。
やがて二人は文通を始め、駆け落ちを計画する。
二人は美しい海岸にキャンプしながら
愛を確かめ合いながら自由気ままに過ごしていた。
一方、村では二人が消えた事で大騒ぎ。
保安官、スージーの両親、ボーイスカウトたちが捜索を始める。



なんて可愛らしい物語!
予想以上に面白かった!
まるで絵本を読んでいるかのような
箱庭ムービー。
ムーミンでいうところのムーミン谷
ドクタースランプのペンギン村みたいな感じ。

本作はアンサンブル映画。
つまり群集劇というやつで
同じ時間、同じ場所に集まった
複数の人物の行動などを
同時進行的に一度に描く作品です。

平和で呑気な島でおこった
幼い二人の恋の逃避行
大慌ての大人たちという内容で
様々な登場人物のドタバタを描いています。
あらすじは『小さな恋のメロディ』みたいですが
『チャーリーとチョコレート工場』
『アリスインワーンダーランド』
『シザーハンズ』
といった
ティム・バートンのファンタジーっぽさもあります。
それはウェス・アンダーソン監督にも共通する
完璧主義なアートディレクションがそうさせてるのかも。

なんといっても映像が美しい!
こだわってる衣裳、絵本のようなロケーション
1シーン1シーンがまるで絵画のようです。
60年代っぽい色使いが気持ちよく
出演者の衣装も可愛い!
森や海もとても綺麗です。

そしてちょっと不思議なのがカメラワーク。
ほとんどのシーンで登場人物を真正面から撮っています。
子供が書いた絵日記のように『人物』をセンターに置き
カメラ目線で話しているのがちょっと面白いです。

こういう映画って好き嫌いはっきりしそうですが
ティム・バートンのファンタジーが好きなら
絶対にハマっちゃいそう。


幼い二人の笑っちゃうくらい真っ直ぐな恋愛


サム・シャカスキー(ジャレッド・ギルマン)
スージー・ビショップ(カーラ・ヘイワード)

この二人の可愛いこと!

サムは養子としてある家で暮らしていますが
その里親にも愛想をつかされるほどの面倒な少年。
協調性がなく、何を考えてるかわからない変な子です。
moonrise_kingdom07.jpg
スージーは自分を抑えるのが苦手で
すぐにカッとなり、友達もいません。
魔法の本とレコードが大好き。

そんな二人が出会った瞬間に電撃が走り
次の瞬間には文通という(笑)
そうなったらもう誰も二人を止められません。
駆け落ちはするわ勝手に結婚しちゃうわ。
sashie145.jpg
まあ結婚といっても子供ですから
法的にはまったく意味がないのですが。

大人たちは振り回されっぱなしですが
なんと言うか誰も悪者がおらず
楽しい追いかけっこをしてるように見えて
なんともあったかい気持ちになる作品です。

moonrise_kingdom08.jpg


豪華すぎる出演者たち 主役級の俳優が勢ぞろい!


一番驚かされたのが小さな島の住人たち!
ため息が出るほどの豪華キャスティング!

まずはこちら
moonrise_kingdom02.jpg
シャープ警部のブルース・ウィリス!
ブルース・ウィリスっていい映画を選んでますねー。
今回はポリスっていうハマり役です。

それから大好きなビル・マーレイ!
moonrise_kingdom03.jpg
スーザンのパパです。もう存在感が凄い(笑)
何もしてなくも面白いって凄い。

そんな二人が普通に喋ってる!
moonrise_kingdom01.jpg
間にいるのは『ファーゴ』『バーバー』でお馴染み
フランシス・マクドーマンド!
スーザンのママです。ご…豪華!


ちょっと頼りないボーイスカウト隊長が
moonrise_kingdom04.jpg
エドワート・ノートン!マジかよ!
こういうちょっとナヨっとした演技もいい!

福祉局員の女性がティルダ・スウィントン!
moonrise_kingdom05.jpg
凄く綺麗な女優さんで前から気になる人物でした。
『少年は残酷な弓を射る』では薄幸な母を演じていました。
これもいつかレビュー書きたいなー。

ボーイスカウトのお偉いさん
ピアース司令官を演じるのは
moonrise_kingdom06.jpg
ハーヴェイ・カイテル!
まだブチ込んでくるのかよ!
こんなの普通のおじさんでもいいのに(笑)
ハーヴェイ・カイテルだから笑えるってものありますが。


本作は『PG12』という年齢制限があります


レイティングシステムって知ってますか?
映画の内容によって年齢制限があったりするアレです。
現在日本では4つの区分があり
映画倫理委員会(映倫)が審査を行っています。

『G』
全ての年齢層が鑑賞可能な指定。
General Audience(すべての観客)という意味。

『PG12』
これはちょっと特殊な区分で、12歳未満の鑑賞には
成人保護者の助言や指導が適当とされる指定のこと。
Parental Guidance(親の指導・助言)の頭文字です。
性・暴力・残酷・麻薬など
小学生が真似をする可能性のある内容が対象です。
本作『ムーンライズ・キングダム』がこれにあたります。

『R15+』
15歳未満の入場・鑑賞を禁止する指定のこと。
いわゆるR指定というやつです。
RとはRestricted(観覧制限)の頭文字。
地上波放送の場合は深夜に放送したり
不適切なシーンがカットされたりします。

『R18+』
18歳未満の入場・鑑賞を禁止する指定のこと。
過激な性描写や、反社会的な内容の映画です。
地上波放送はほぼ不可能と言われています。


本作で問題になったシーンはどこだろう?と考えました。

幼い二人がキスを練習したり
スーザンが胸を触らせたりするシーン

たしかにちょっと問題ありかなとも思いましたが
いやらしさがなく微笑ましいレベルです。
幼いっていうのがタブー感を強めてるのかも。

動物を殺すシーン
これは直接殺す映像があるわけじゃなく
死んでる動物が映される感じ。作り物だけど。
動物愛護団体は怒っちゃうのかな。

少女がハサミで少年の脇腹を刺す
これも決定的瞬間は無し。
刺しちゃったという事実だけです。
刺された少年すげー元気だし。

この映画の魅力は美しい絵本のような世界と
二人の子供が巻き起こすドタバタと
あちこちに散りばめられたブラックユーモア。
このブラックな部分を下らないなぁと笑えるか
問題ありと捉えるかでしょう。

そもそもこの映画
12歳くらいの子が観てもピンとこない
大人の為の映画だと思います。

クスクス笑える幸せな作品です!







[ 2013/11/06 13:34 ] ヒューマン | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://moviestar1.blog.fc2.com/tb.php/81-588e6e2f















上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。