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『獄門島』 金田一シリーズ三作目!美しくも残酷な見立て殺人!犯人は…

eiga070.jpg
『獄門島』
ごくもんとう


監督  市川崑

1977年
日本
141分


金田一シリーズの第三弾!
獄門島を紹介します!
何故かこのブログ
『金田一』で検索される方が多いみたいです。
調子にのって全部書いてみようと思いまして(笑)

原作『獄門島』と言ったら横溝正史の大傑作。
市川崑はどのように映画化したのでしょう?


よそ者を寄せ付けない孤島・獄門島 恐ろしい連続殺人


簡単なあらすじ

鬼頭千万太は復員船の中で死亡。
死に際、雨宮という男に頼みごとを託す。
それは『妹たちが殺されるのを救って欲しい』という
なんとも奇怪なものだった。
雨宮は友人である金田一耕助に事情を話し
獄門島へ行ってもらえないかと依頼する。


獄門島とは遠い昔、海賊が根城にしていた島で
島に住む子孫の全ては海賊、罪人であり
外部の人間を寄せ付けない古い因習の残る孤島。


その獄門島に渡った金田一は鬼頭家を訪ねる。
鬼頭家は島の有力者であった。
さらに『本鬼頭』『分鬼頭』という
二つの一族が対立している。
金田一が千万太の死を知らせた事をきっかけに
本鬼頭、分鬼頭の跡取りをめぐり
次々と連続殺人がおこる。



『悪魔の手毬唄』
横溝正史の世界を完璧に映像化した市川崑ですが
本作では一作目『犬神家の一族』のような
エンターテイメント性を再び魅せてくれます。
映画そのものも派手な仕上がりで
金田一ファンを喜ばせるシーンがいっぱい。

そしてなにより出演者の豪華さ!
前作を超えるゴージャスな役者が揃っています。

艶やかな三人の娘たち。
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どこか夢うつつ・・・
いや、完全にラリってます。
長男が死んだ今、この三人のうち
誰かが跡目という事に。
不安です。
ちなみに右は浅野ゆう子です。

この物語のヒロインは早苗を演じる大原麗子。
gokumontou02.jpg
う・・・美しい・・・

トモエを演じるのは太地喜和子。
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綺麗な女優さんでしたね。

散髪屋の娘、お七は坂口良子。
gokumontou09.jpg
かわいい!いつものトボけた演技をみせてくれます。

獄門島の歴史を知る了然和尚は佐分利信。
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声がシブイ!映画がグッとしまる存在感。

ああ・・・みんな亡くなってしまったんですね。。。
寂しい。


さてさて。
金田一といったらこの格好。
gokumontou03.jpg
見るからに汚くて貧乏臭い感じがしますが
この着物は非常に高価なものらしいです。
石坂浩二の話では、撮影が始まる際に
絶対に破かないでください!と念押しされたとか。

ところがこの『獄門島』で袴が破けるという事件が。
問題のシーンがこちら!

まさかのターザン!
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無茶するなぁ・・・
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そしてヤバめの落下!
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石坂浩二の話では
撮影スタッフが猛ダッシュで駆け寄ってきたので
『俺の事を心配してくれてるんだなぁ』と感動していたら
全員が袴を心配してたのだとか(笑)
残念ながら袴は破れてしまったようです。

安心のクオリティ 三木のり平!
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今回も笑わせてくれます。


娯楽映画としては満点! しかし濃厚さが薄れた物語


市川崑監督が
『原作が凄いのは獄門島だが
撮影するとなると非常に難しかった』
と語っていました。

一作目『犬神家の一族』では
横溝正史の世界をそのまま映画化する事に成功し
二作目『悪魔の手毬唄』では
新たなアプローチでさらなる深い味わいものを作りました。

そして第三弾となる『獄門島』ですが
観終わると確かに過去の二作と比較すると
試行錯誤している雰囲気があります。

市川崑監督の『難しい』と言った意味。
それはズバリ『犯行の動機』

金田一シリーズの犯人は決まって『悲しい』のです。
呪われた運命、壮絶な過去を背負った人間が
鬼となり、夜叉となり、残酷な殺人を犯します。
単純に『犯人=悪』ではないんです。
しかしこの『獄門島』ですが
犯行の動機がやや薄いのです。

振袖の娘が木に逆さ吊りになっていたり
花びらが撒かれていたりと
見立て殺人の芸術性はトップクラスなので
何故このような連続殺人が起こったのか?という
好奇心が高まるのですが
終わってみると『そこまでする必要があったのか?』という
やや消化不良な気持ちになります。
原作に手を加え『犯人を変更する』という
大胆なアレンジを加えましたが
『動機』がちょっと理解しがたいものだったので
少し惜しいなぁと思いました。


しかし映画の面白さは抜群!
過去の作品に負けないものに仕上がっています。
金田一シリーズの中で、この映画が一番好きっていう人も。
それは娯楽作品としてのクオリティが
異常に高い事が理由だと思います。

それからお馴染みの常連達!
今回も出演してます!
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初出演の司葉子上條恒彦稲葉義男
松村達雄東野英治郎!豪華豪華!

常連組の小林昭二ピーター大滝秀治も出演してます。

もちろんこの人も!
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等々力警部!加藤武!










[ 2013/10/19 13:45 ] ミステリー | TB(0) | CM(2)

これロードショー公開の前に犯人当ての懸賞があったんですよね。なにが賞品だったかは忘れました。
わたしもハガキ出しました。犯人当てたんですが、抽選にもれたようで何ももらえませんでした(笑
大昔の片岡千恵蔵の金田一シリーズでは犯人を変えてましたが、原作読んだ人も楽しめるようにということだったと思います。
しかしよくできた原作の犯人変えるというのは難しいんですよね。
この獄門島も原作どおりにやったほうがよかったと思ってます。
[ 2013/10/19 14:35 ] [ 編集 ]

コメントありがとうございます!

暗ヲさんお久しぶりです!
コメントありがとうございます!

> これロードショー公開の前に犯人当ての懸賞があったんですよね。

えー!そんなイベントあったんですか(笑)
原作と違うっていうのが売りだったのは知ってましたが
まさか懸賞まであったとは!何が当たったのかなー?

> よくできた原作の犯人変えるというのは難しいんですよね。

本当にそう思います。
特にこの獄門島は犯人を変えたことで
犯行動機がちょっとブレちゃったというか・・・
市川監督の『女性を犯人にしたい!』っていう意地は感じましたが(笑)

煌びやかなエンターテイメント作品になっていますが
犯人の悲しさが薄い分、過去の作品より物足りなく感じちゃいます。
それでも大好きな映画なんですけどね(笑)
[ 2013/10/19 16:17 ] [ 編集 ]

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