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『ハロウィン』 ハロウィンシーズン到来!今回紹介するのは『元祖娯楽ホラー映画』とも言える超絶名作!全てはここから始まった!

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ハロウィン
Halloween



監督 ジョン・カーペンター

1978年
アメリカ
91分




去年のハロウィンの時期には
リチャード・ケリー監督の問題作『ドニー・ダーコ』を紹介しましたが
今回はさらにベタな作品『ハロウィン』を紹介します。
今まで紹介してなかったんだ!と自分でも驚き(笑)


本作は『ダークスター』『要塞警察』
『ニューヨーク1997』『遊星からの物体X』
などで知られる
奇才ジョン・カーペンターの出世作です。

当時の常識をひっくり返すほどの低予算の作品であり
さらにたった20日ほどで作ったという伝説があります。
誰も見向きもしないであろうと言われていた作品ですが
口コミであっという間に話題となり大ヒットしました。

なぜこの映画が伝説となり
ホラー映画の原点と呼ばれるのか?
その点についても簡単に説明しながら紹介したいと思います。




元祖ホラー映画!あらゆる定番プロットを完成させた大傑作!


15年前のハロウィンの夜、少年マイケルは実の姉を殺害。
現在は精神病院に収容されている。
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ルーミス博士は当時6歳だったマイケルに出会った時
「善悪の区別がつかない危険な人間」であると確信。
以後、閉鎖病棟に監禁し続けていた。
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とあるハロウィンの前夜
マイケルを診断する為に病院に向かうルーミス博士。
彼は異様な光景を目にする。
なんと患者たちが外をウロウロ歩き回っているのだ。
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危険を感じたルーミスだったが時すでに遅し。
同乗する看護婦に襲いかかり、車を奪って闇の中へ消えた。
ルーミス博士は直感する。彼は故郷に向かったのだと。

翌日、女学生ローリイは白塗りの不気味な仮面をつけた男の姿を目にする。



13日の金曜日、エルム街の悪夢といった作品が世に出る前に
これほど完成されたホラー映画を完成させていたんですね。
まさに元祖!後のホラー映画の数々は本作の模倣と言えます。
今となっては古臭い演出と感じるシーンも多々ありますが
ブギーマンの怖さは一級品!
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ザックリ説明すると女学生ベビーシッターのローリイが
運悪く殺人鬼に追い掛け回されるという話なんですね。
いわゆる『不条理なつきまとい』といった感じです。

精神病院を脱走した殺人鬼が街にいるかもしれないというのに
無能な保安官は全くもって非協力的。
不審者が野放しになっているというのにのんきなものです。
しかもハロウィンの当日という事もあり
不気味なマスクをしてるヤバそうな奴が歩いていても
街に溶け込んじゃっているという。
すごいなアメリカって。

なぜローリイにつきまとうのか?
具体的な説明がないままテンポよく映画はすすみます。

危機的状況で唯一真実を知る男であるルーミス博士ですが
彼は刑事でもなく探偵でもありませんので
全くもって脱走したマイケルを見つける事ができません。


これはもしや・・・マイケルはここにいたのか?
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このマッチ。。。看護婦が使っていたものだ。。。
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間違いない!ここにマイケルがいたんだ!
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すぐ横にある死体に気がつかないルーミス博士


ちなみにブギーマン(マイケル)が着ているつなぎ
この男から盗んだんですね。
マスクはどこで手に入れたのかは不明ですが。


マイケルは一体どこへ。。。
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志村!後ろ!

使えないおっさんです。




女学生たちの頭の中はエロいことでいっぱい!


なんといいますか、大らか?能天気?
アメリカの女の子たちの会話って緊張感がまるでありません。
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これから待ち受けている惨劇がより引き立っている感じ。
このパターンってホラー映画の定番になってますよね。

『あの子ってキュートよね』
『私ハッスルしちゃうわ』
などと
ハロウィンの夜っての関係なしでヤリたいだけ。
うーんアメリカって素晴らしい。
こういう連中が次々死んでいくってパターンは
『13日の金曜日』でも継承されていますが
元祖はこの『ハロウィン』です。

『13日の金曜日』で思い出しましたが
ホラー映画の定番となった『惨劇は記念日に起こりがち』の起源も本作。
クリスマス、エイプリルフール、マザーズデー、バレンタイン。。。
こういった映画のパイオニアと言えます。

男と電話中。よーく見ると。。。
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後ろに人影!おっかねぇ!こういうの大好き!

やりまくりカップル(in 他人の家) 死んでほしいタイプです。
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彼氏は冷蔵庫にビールを取りに行ったところを殺されます。
※わりと名シーンだと思います

律儀にも彼のメガネを装着して登場するブギーマン。
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彼女は彼氏だと思ってますのでこの笑顔!(もちろん殺されます)




ヒッチコック的アプローチが光る、凝った構図と音響


殺人鬼マイケル・マイヤーズは通称ブギーマンと呼ばれていますが
本作ではまだ定着していません。ただただ怖い人です。
そしてイマイチ印象が薄い。。。
だってあまり出てこないから(笑)

近いんですよね。。。ブギーマン。
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のぞき見レベルじゃねーの。大胆。

車でつきまとう時も大胆。べったりくっついていきます。
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大胆すぎて逆に気づかないとか?いやいや。。。


それは監督の自論にも関係しています。

モンスターを多様するな
人は目に見えるものより
目に見えないものに恐怖を感じる


もーまさにコレ!
『ハロウィン』はカラダが千切たり血しぶきが飛んだりといった
ド派手な演出は全くありません。だって低予算ですから!

『悪魔のいけにえ』『死霊のはらわた』とならび
『ハロウィン』は人間が感じる恐怖に対して
飛び道具的な映像を一切使わずに
構図とアイデアのみで見事なアプローチをしている
超絶大傑作です。

そして『説明しない』という潔さ!
マイケルの目的とは?なぜローリイが狙われるのか?
彼はモンスターなのか?不死身なのか?
そもそも何故ハロウィンなのか?
一切不明のまま!
それでいい!それがいい!

『彼は呪われた云々。。』は聞きたくない!
知らない方が怖いんだから!

ホラー映画のパイオニアでありつつ
上質なサスペンスでもある映画です。
ちなみにヒロインのローリーを演じる
ジェイミー・リー・カーティスは
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ヒッチコックの『サイコ』に出演したジャネット・リーの娘!
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親子そろって酷い目にあっているわけですねー(笑)
本作をきっかけにホラー映画への出演が続き
「絶叫クイーン」「悲鳴の女王」と呼ばれたのだとか。

※続編となる『ハロウィン2』で
『実はローリイはマイケルの妹だった!』という
衝撃的な後付け設定が待っています。ズコー。




ついに直接対決!まずはブギーマンの攻撃!
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はずしたー!

すかさずローリイが振り向きざまに編み棒を首筋にチュン!
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見事に刺さったー!
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無表情ですが、かなりのダメージ!
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バターン。この程度で死ぬブギーマンではありません。

クローゼットに逃げ込んだローリイ
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秒殺で見つかりました
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なかなか鋭いんですよねブギーマンは

絶体絶命のローリイ!おもむろに針金ハンガーを伸ばし
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試しに思いっきりチューン!
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偶然当たったー!しかも目!ラッキー!
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ブギーマン悶絶!
思わず持っていた包丁を落としちゃいました
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それをローリイが拾って。。。
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思いっきりブスーーーー!
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見事に刺さったー!
ブギーマンたまらずバターーーーーン(本日二回目)
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全ての攻撃を正面から受け止めるブギーマン。

終わったのね。。。的な油断は命取り
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腹筋を使ってムックリ起き上がっています。

やばー!
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ローリイ逃げてー!

一方その頃 ルーミス博士は?
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近所をウロウロ。
お前なんなんだよ!





印象的なメインテーマは思いつきで作られた?



この映画、音楽がとてもいいんです。
特にメインテーマが素晴らしい!

4分の5拍子の不安になるメロディは見事な効果を発揮していますが
なんと監督自らキーボードで作成したのだとか。
特典映像でも『なんとなく作っちゃった』とか言ってます。多才ですねー。
3日ほどで完成させたというシンプルなピアノとシンセの音色は
ピーンと張り詰めた緊張感をさらに盛り上げてくれます。



余談ですが、ローリイの吹き替えが藤田淑子ってのが熱い!

『北斗の拳』のマミヤ、『キャッツアイ』の来生泪など
80年代のヒロイン役を多く演じているだけあって
抜群のしっくり感があります。
藤田淑子さんは一休さんキテレツ大百科のキテレツでも有名ですね。
個人的には『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』
ウィリーは絶対この人じゃないとダメ!
この時代を知ってる世代にはたまらない声優だと思います。

とにもかくにも突っ込みどころ満載の映画です。
ホラー苦手って方にもおすすめできる作品ですので
是非ともハロウィンの夜に鑑賞してみてください!









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[ 2014/09/23 13:34 ] ホラー | TB(0) | CM(0)













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